雇用保険

就職先が決まって退職した人は失業給付金はどうなる?

失業給付金とは、雇用保険に加入していた人が事情によって離職した場合にのみ支給されるお金のコトです。この失業給付金は会社や企業から支給される退職金と違い、国から支給されるものです。

 

失業給付金は退職や離職した場合にすぐにもらえると勘違いしている人が多いようですが・・・実際は違います。

 

また、よく誤解している人がいますが、失業給付金は退職や離職した人が絶対にすぐにもらえるモノではありません。この失業給付金は、再就職する積極的な意思があって、いつでも就職できるのに就業できない人だけが支給されます。

 

簡単に説明すると「就職活動しているけど就職先が見つからない」ということです。

 

そのため、働く意志がない人や就職先が見つかってもすぐに働けない人、病気や怪我などで仕事ができない人、介護や妊娠などで仕事ができない人、就職先が決まっていて退職した人などは失業給付金は支給されません。

退職が企業都合か自己都合かによっても支給される金額は変わる

では、その場合どうするのかと云えば、失業給付金ではなく生活保護の申請となります。

 

尚、失業給付金は各都道府県のハローワークで手続きをする必要があります。そのため手続きをしなければ、失業給付金はいくら待っても支給されることはありません。

 

また失業給付金は退職、離職が会社や企業都合か自己都合かによっても支給される金額はかなり変わってきます。≪会社都合≫とは、会社や企業が倒産した場合や業績などによってリストラ(解雇)された場合などのことです。それに対して≪自己都合≫は、自分の勝手な都合で会社を辞めた場合のことです。

 

一般的に会社都合の場合はすぐに支給されるケースがほとんどですが、自己都合の場合は支給されるまでに数ヶ月かかることがほとんどです。また、正社員と派遣社員によっても受給条件が異なってきますし、支給される日数も限られてきます。

 

つまり会社都合で半分辞めさせられるような状態なのに、自己都合として辞めるようなことは決してしないように気をつけましょう。その時は嫌になって辞めても、損をするのは自分ひとりです。

 

通常、多くの会社では、会社都合で辞めさせることを嫌い、自己都合で辞めたという体裁を取りたがるため、様々なことをするケースがありますが、決して、頭にきて安易に辞表を出すべきではありません。

 

自分で計画的に転職する場合なら、良いですが、先の予定もないのに、嫌味な上司の言葉に乗せられて、退職願を出せば、相手の思う壺です。

 

そればかりか、数十万円、百万円と失業給付金で損をすることになり、さらには支給開始日が3ヶ月以上変わってしまうことがほとんどのため、生活に大きく影響します。

 

そのことが人生の大きな分岐点になるようなことなので、安易に自己都合で辞めることなく、もし、そのような問題がある場合には、会社都合で辞めることになったと分かるように正式な書類を書いてもらうことです。

 

この最後の粘りが出来るかどうかで、何十万円の違いになるので、安易な妥協や、怒りに身を任せないことが大切です。